ハロウィーン(10月31日)というのは、万聖節(ばんせいせつ)の前夜祭の事。
万聖節(11月1日)は日本であまり聞かない言葉ですが、キリスト教ではクリスマスと並んで大切な日にあたり、亡くなった方々を尊ぶ日なので、日本のお盆のようなものです。ハロウィーンといえば、仮装やかぼちゃのランタンですが、その意味は人間に乗り移ろうとする悪霊が、仮装した人や、怖い顔のかぼちゃのランタンを見て逃げ出すようにという事らしいです。
ハロウィーンが近づくと、玄関前をクモの巣やおばけ達などで、ちょっと怖い感じにしている家がたくさんあります。ハロウィーン当日には、かぼちゃのランタンを作って玄関前に飾り、夕方には火を灯します。仮装した子供達は夕方になると、かぼちゃのランタンに灯りのついている家を回って、「Trick or Treat ! 」(何かちょうだい!くれないなら、悪戯するぞ!)と言って、かぼちゃのバケツの中にお菓子を入れてもらいます。でも最近は、物騒だから?高級住宅地やショッピングモールを回る子供が多いみたいです。ショッピングモールに行くと、昼間でも仮装した子供がいっぱいいて、1件、1件のお店を回り、お菓子をもらうそうです。その方が安全で、効率よく、お菓子が集まりますもんね。